彩りも大切です。。
毎日の食事、美味しくて健康的なものを食べるのが理想ですよね
おいしさの判断には、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が関わっています。
「日本料理は目で食べる」と言われますが、きれいに盛りつけられた料理は、食欲を刺激します。
摂食行動は、食べ物がおいしそうに見えるということから始まります。
視覚からの情報が8割以上を占めていると言われていますが、おいしさと色には密接な関連があり
食べ頃になると、野菜や果物は鮮やかに色づきます
鮮やかな色を持つ野菜や果物には、健康に役立つ機能性成分(フィトケミカル)が含まれていて、
ほとんどのフィトケミカルには抗酸化作用があります。
国立研究開発法人国立がん研究センターの報告によると
野菜・果物の摂取が胃がんのリスクを下げる可能性があり、
食道がんではほぼ確実にリスクを下げると言われています。
代表的なフィトケミカルと野菜を示すと、赤系(リコピン:トマト)・橙系(β-カロテン:にんじん)
・黄系(フラボノイド:玉ねぎ)・緑系(クロロフィル:ほうれん草)・紫系(アントシアニン:なす)
・黒系(クロロゲン酸:ごぼう)・白系(イソチオシアネート:だいこん)となります。
7色を意識すると、フィトケミカルだけでなくビタミン、ミネラル、食物繊維を
バランスよく摂取することに繋がります。
「平成29年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、1日の野菜摂取量の平均値は288.2gであり、
摂取目標である350g(緑黄色野菜120g)に達していません。
厚生労働省では、プラス1皿(例:ほうれん草のおひたし70g)を推奨しています。
また、旬の野菜は彩りよく栄養価が高くなります。
たとえば、冬が旬であるほうれん草のビタミンCは、100gあたり夏採り20mg、冬採り60mgとなります。
1日に何色の野菜が摂れていますか?
毎日の食卓に色彩を意識して、旬の野菜を美味しく摂取するように心がけましょう
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