寝る時の適温
冬の寝室の快適温度は16~19度が理想的
温かい居間で過ごした後に寒い寝室に入ると
交感神経が刺激されて目が覚めてしまい、寝つきが悪くなります。
冬の寝室の温度は「ナイトウェアに1枚はおって寒くない程度」が
良いとされていますが、具体的な目安は何度くらいなのでしょうか。
実験によると、布団や毛布を使うことによって
室温が3度まではよく眠れるとされています。
ただし、室温が低いと呼吸によって肺が冷やされて
体温が下がりすぎ睡眠の質が悪くなります。
そのため気持ちよく眠れる室温は、16~19度の範囲といわれています。
室温よりも睡眠に関係するのが、布団の中の温度。
人が入ると布団の中の温度は急上昇し、そのあと安定します。
気持ちよく眠っているときには、ほぼ32~34度に保たれています。
布団の中が暑くなると、寝返りをうって布団の中の空気を入れ替えて温度を下げています。
また、布団が冷えすぎていると人が入っても
なかなか温度が上がらず、寝つきが悪くなります。
そんなときはあらかじめ、電気毛布や湯たんぽで布団の中を温めておきます。
ただし、電気毛布をつけたまま眠ると
睡眠中の自然な体温変化が妨げられるので、眠るときにはスイッチを切りましょう。
◆寒い寝室の健康リスク……脳卒中や心筋梗塞の危険も
年齢によって、快適と感じる寝室の温度には特徴があります。
若い人は室温が高めのことが多く、高齢者は低めにしがちのようです。
高断熱の住宅で育ってきた若者は、寝室も温かくしておくものと思い
高齢者は眠っている間に部屋を暖めておくのはもったいない、と思うからでしょう。
高齢者は室温が低い代わりに、衣類を多く着て布団もたくさんかけて眠ります。
下着と寝間着を合わせて5枚以上も着たうえに
毛布や電気毛布、厚い布団にくるまっている人もいます。
布団の中の温度からいうと、部屋を暖めても布団をたくさんかけても
同じ効果なのですが後者では気をつけなければいけないことが2つあります。
まず布団が多いと重くなり、寝返りが妨げられます。
寝返りは布団の中の温度や湿度を調整するほかに
睡眠の段階を替えるきっかけにもなっています。
ですから自然な寝返りができないと、睡眠の質が悪くなってしまうのです。
さらに、布団の中と部屋の温度に大きな差があると目覚めて
布団を出たときに血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞の危険が高くなります。
高齢者はもともと血圧が高く動脈硬化が進んでいる人が多いので
夜中や明け方に起きてトイレへ行くときは、十分に気をつけてください
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