この頃よく聞くオーバートレーニング症候群について。
オーバートレーニング症候群は、日々のトレーニングで蓄積した疲労よって
体調不良を起す障害です。
オーバーワークとは異なる障害ですので注意しましょう。
主な症状は慢性的な疲労感ですが、症状が長期化すると動悸、息切れ、
不眠、下痢、筋肉痛、うつ症状など様々なものが現れるようになります。
サッカー選手 でも大久保・森崎・権田・市川・内田選手などで
知っておられる方も多いと思われます。
症状が多岐にわたることから他の疾患と勘違いしてしまう事が多く
障害が長期化するケースもあります
原因として一番に考えられるのは、運動によるストレスです。
そして真面目に運動に打ち込む方は特に注意が必要です。
激しい運動は肉体だけでなく精神的にも強いストレスを与えます。
当然、脳もストレスを感じるため、交感神経の緊張が起こります。
通常、脳の働きでこのストレスは解消されていくのですが
あまりに多くまた長期間のストレスが続くと対応が間に合わなくなり、
最終的にはストレスを放置するようになるのです。
この結果、交感神経の緊張が続き、様々な症状が現れるようになります。
症状が多岐に渡るオーバートレーニング症候群は診断が難しい障害です。
まずは疑われる疾患の診断を受け、その病気でないことを確認した方がいいでしょう
回復の為には、運動を控えて体を休めることが基本治療になります。
疲労感が抜けるまでしっかり休むようにしましょう。
疲労感があるかどうかは朝の起きる時に確認すると判断しやすいと思われます。
オーバートレーニング症候群を起さないためには
休養をしっかり取れる綿密なトレーニング計画を立てることが有効です。
また、トレーニングによる体調の変化や回復までにかかる時間、心拍数の変化、
起床時の疲労感などを把握することも有効な予防法になるでしょう。
要は疲れをためない事と、全身的なボデイケアなどを行う事が大切だと思われます。
当院でも、大好きなスポーツを頑張り過ぎて毎日身体を酷使されてる方などは、
定期的に30分や45分の全身マッサージを受けて頂いております
交通事故(むちうち)やケガでお困りの方も、
「学園前整骨院」
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