冷えない体をつくりましょう
最近寒くなってきましたね。体冷えていませんか?
寒い時は厚着やカイロなどを使って冷えないようにすることももちろん大事! でも、ホントの冷え性改善は体の中からが重要です。
冷えないカラダをつくるためには・・・
1.カラダを温める食べ物をとる
体を温める食べ物は「物理的にあったかくて」「塩気、苦味、渋みがあって」「寒い地方でとれるもの」です。
ニンジン・ゴボウ・・カボチャなどがオススメです。
生野菜より火を通した野菜、冷たいジュースより温かいお茶、冷酒より熱燗など温かいものをとりましょう。
また刺激のあるものは体を温めるので、たまねぎ、ねぎ、しょうが、ハーブ、唐辛子などをうまく利用しましょう。
2.カラダを温める栄養素をとる
ビタミンB、C、Eが不足しないようにしましょう。
ビタミンBは糖質、たんぱく質、脂質をエネルギーに変えるのに必要です。
豚肉などに多く含まれます。
ビタミンEは血行を改善して女性ホルモンバランスを調整する働きがあります。
ナッツ類、アボカドなどに多く含まれます。
ビタミンEは脂質性ビタミンなので過剰摂取には注意です。
ビタミンCは貧血改善、細い血管の働きを維持する効果があります。
ストレスやタバコで多く消費されるので、心当たりのある方は必要量(1日50mg)より多く摂取するのがオススメです。
また、精製されたものはビタミン、ミネラルが少ないことが多いので白砂糖より黒砂糖、白米より玄米など「白より茶色」の食べ物をとるように心がけましょう。
3.タンパク質を効果的にとる
そして、見落としがちなのがタンパク質。食事すると体が温まりますよね。
これは食べ物を消化・吸収する時に体がエネルギーを発散するからです。
タンパク質は、筋肉やホルモンの原料になりますので、特に体内で構成できない必須アミノ酸を含む良質のタンパク源(大豆製品、乳製品、肉、魚)は積極的に食べましょう。4.規則正しい睡眠をとる
睡眠は人間の体を一定に保つのに重要なので、できるだけ規則正しい睡眠を心がけるようにしましょう。いつも同じ時間に起きるなど体のリズムを一定に保つのが大事です。
5.足を温める
足は心臓から一番遠いところにある上に、うっ血して冷えやすくなります。足湯をしたり、足の指が動く五本指ソックスを履く、寝るときに湯たんぽを入れたりと足を冷やさないようにしましょう。またむくむと冷えが悪化しますので、こまめに足を上げたり足首を動かしたりするようにしましょう。またミニスカートにはブーツなど、服装にも気を使いましょうね。
6.自分にあっていない靴、きつい下着はつけない
皮膚のセンサーをきちんと機能させるためにも、合っていないハイヒール、きつい下着などはやめましょう。
特にきついガードルは太ももの付け根にあるリンパ節というところを圧迫しますのでNGです。
7.こまめにカラダを動かす
運動すると血流がよくなります。散歩をしてみる、階段をつかうなど少し気をつけるだけでもだいぶ違います。
また同じ体勢をとっていると血流が悪くなるので1時間に1回は姿勢を変えるようにしましょう。
足を組むクセのある人はできるだけ組まないようにしたほうがいですよ。
運動は「無理のないところから」を心がけましょう。
たとえば、階段ひとつをとってみても、階段は上りでも下りでも、平地を歩くエネルギーの約20倍のエネルギーを使うといわれています。長続きさせるほうが重要です。
8.ストレッチやマッサージをする
マッサージ、ストレッチをすると血流が良くなり、皮膚を刺激することによるリラックス効果もあります。また、筋肉がほぐれ疲労改善にも役立ちます。特に腰から足を重点的に。
9.お風呂を上手に利用
38~40度のぬるめのお湯に20分から30分くらい、半身浴でつかると体が温まります。
疲れていてもシャワーよりお風呂につかるようにしましょう。
お風呂のなかでストレッチもいいですね。
十分温まってから手足にシャワーで水をかけて、またお湯につかるという「温冷浴」も血行改善にオススメです。
これから寒い日が続きますが、体を温めて寒い冬を乗り切りましょう
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