ぐっすり眠りたいですよね。
間もなくやってくる寒い時期は、体が冷えてなかなか寝つけない、
朝の目覚めが悪いという人が多くなりますが、毎晩ぐっすり眠れていますか?
睡眠不足や眠りが浅い状態が続くと、体調を崩したり
かぜをひきやすくなるといった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか
日々の心身のメンテナンスに重要なのが「成長ホルモン」です。
成長ホルモンは文字通り体の成長を促すとともに、古くなった細胞や壊れた細胞を修復したり
新しく再生する働きをする、大人にとっても大変重要なホルモンです。
成長ホルモンの分泌は思春期をピークに年とともに減少しますが、大人でも睡眠中は分泌されます。
睡眠には、眠りが浅く夢を見る「レム睡眠」と、ほとんど夢を見ずに
深く眠っている「ノンレム睡眠」の二つのタイプがあり、
成長ホルモンはノンレム睡眠のときに多く分泌されています。
つまり深い眠りのときに心身のメンテナンスが行われ、健康が維持されているわけです。
この深い眠りを十分にとることが、睡眠の質を高めることになります。
しかし年をとると深い睡眠が減って、途中で目覚めたりすることが多くなるように、
睡眠の質は低下していきます。また、冷えやストレスを感じている人の7割が
睡眠に不満足と回答しており、冷えやストレスが睡眠の質を低下させていることが推測されます。
では、深く十分な眠り=質の高い睡眠を得るために、日常生活でできることはどんなことでしょうか?
質のよい睡眠のためのキーワードは『体温』です。人は体温が高い状態から急激に下がると眠くなります。
就寝前に体温をしっかり上げると、体の表面、特に手足からの放熱が促されて体温がすとんと下がり、
スムーズに眠りにつくことができるのです。
この就寝前の体温調整が、冷え性の人やストレスの多い人ではあまりうまくいかないようです。
冷え性の人は手足などの末梢血管が収縮するために、またストレスを感じると
交感神経が優位になって血管が収縮するために、どちらも血めぐりが悪くなり
体温を上げることができにくくなります。
質の良い睡眠を得るためには、血めぐりを良くすることが大変重要なのです
眠る前に血めぐりを良くして体温を上げるために、簡単にできて効果的な方法を挙げておきましょう。
●寝る3時間前に熱いものや辛いものを食べる
夕食は鍋物、スープなど熱いものや唐辛子などの辛いものを適量とる
●寝る2時間前に軽い運動をする
ウオーキングなどの軽い運動やストレッチなどを行う
●寝る1時間前に入浴する
38~40度くらいのぬるめのお風呂に10分~20分ほどゆっくり入る
日常のちょっとした習慣で睡眠の質を改善することができます。
日ごろ深い睡眠がとれていないな…と感じている人は
上記の3点を習慣にしてみてはいかがでしょうか
交通事故(むちうち)やケガでお困りの方も、
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