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手首が痛い!手根管症候群かも?

2016.09.15

手根管症候群とは、一体どのような病気なのでしょうか。

どのような病気かについて説明する前に、「手根管」とは一体何か、ということを紹介していきます。

手根管とは簡単に言えば、手首の辺りにある神経が通るトンネルのようなものだそうです。

もう少し詳しく、手根管について見ていきましょう。

手に通っている手を支配している神経の中には、

正中神経、尺骨神経と呼ばれるものがあるそうです。

正中神経は、親指、人差し指、中指、薬指の半分(中指側)を支配していると考えられています。

そして、尺骨神経が支配しているとされるのが、残りの指――薬指のもう半分(小指側)、小指だそうです。

この2つの神経のうち正中神経は、支配している4本の指を通っているものが

手首の辺りで束状になっていると見られています。

更に、その束状になった正中神経は骨と靱帯に囲まれた

伸縮性のないトンネルの中を通っていると考えられています。

このトンネルを、手根管と呼びます。

 

どんな病気なの?

手根管症候群は、手根管の中で正中神経が圧迫されていることにより起こる病気と考えられています。

そのため、症状が現れるのは親指、人差し指、中指、薬指といった正中神経が支配している部分と見られています。

現れる症状としては、初期の段階では、人差し指や中指に

しびれ、痛み、ちくちくするような感覚、違和感などが見られるようです。

そして、症状が進むにつれ、正中神経が支配している

指全て(親指、人差し指、中指、薬指の半分)にしびれ等の症状が現れるとされています。

人によっては、腕にも痛みやちくちくするような感覚が見られることもあるそうです。

こうした痛みやしびれといった症状は、主に明け方、目が覚めたときに強く感じることが多いようです。

そして、手を振ることで症状が緩和するというのも特徴のひとつと考えられています。

さらに症状が進むと、異常を感じている方の手の親指側の筋力低下

筋肉の萎縮などが見られると言われています。

そのため、裁縫などの細かい作業がしにくくなる、小さなものをつまみにくくなるといったことが起こるようです。

親指と人差し指で輪を作る、いわゆる「OKサイン」もしづらくなると言われています。

 

少しでも違和感を感じる時は是非当院までいらして下さい♪

 

 

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