きれいな素足で快適な夏を。
今日はこれからの季節、わたしたちを悩ませるわずらわしい水虫についてお話します。
最近の調査では、なんと日本人の5人に1人が水虫にかかっているとされています
水虫はカビの一種である白癬菌 (はくせんきん) が足の皮膚に感染して発症します。
水虫になると、足の指がジュクジュクしたり (趾間型 = しかんがた)、
土踏まずに小さな水ぶくれができたり (小水疱型 = しょうすいほうがた)、
かかとの皮膚が厚くなってガサガサになったりします(角化型 = かっかがた)。
ただし角化型はかゆみがほとんどないので、水虫と気づかれないこともしばしばです。
また、注意していただきたいのは水虫とよく似た症状を呈する、水虫とは異なる
いくつかの皮膚疾患があることです。その代表が汗疱 (かんほう) です。
汗疱でも水虫と同様に小さな水ぶくれができ、やがて皮膚がふやけてボロボロとむけていきます。
このような疾患にいくら水虫の薬をつけても無駄です。
自分で水虫の治療をしていてもなかなか治らないときは、一度皮膚科で調べてもらってください。
顕微鏡で調べれば簡単に水虫かどうかがわかります。水虫をそのままにしておくと、
菌は皮膚から爪にはいっていきます。これが爪水虫 (そうすいちゅう) です。
透明だった爪が白く濁り、また厚くなってボロボロと崩れやすくなります。痒みはまったくありません。
こうなってしまうと塗り薬での治療が困難になります。完治をめざすなら飲み薬ということになります。
痛くもか痒くもないのに飲み薬まで使いたくない、あるいはほかにたくさん薬を飲んでいるので
これ以上の飲み薬はいや・・・という方には、白く、厚くなった爪を削りながら
塗り薬を根気よく使う方法をお勧めします。完治とまではいかなくても症状はかなり改善します
不快な水虫とはサヨナラして、きれいな素足でこれからの夏を快適に過ごしましょう
交通事故(むちうち)やケガでお困りの方も、
「学園前整骨院」
奈良市学園北1-1-11 グリーンビレッジ・イヴビル103
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