骨について考えよう
今回は「骨」の自然経過と、その問題について考えてみましょう。
加齢性の骨変化で代表的なものは、①骨粗しょう症、②変形性関節症、③変形性脊椎症による脊柱管狭窄症です。
①骨粗しょう症は、閉経、病気、内服薬、家族歴、生活環境なども関わってきます。
私たちは50歳くらいから徐々に骨密度が低下し、骨のコラーゲンの構造が変化して骨の強度が低下します。
特に女性は閉経とともに女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少すると
骨吸収のスピードが骨形成を上回ってしまい骨密度が低下します。
このため骨がもろくなり、脊椎の圧迫骨折や大腿骨近位部骨折、前腕遠位端骨折が起こりやすくなるのです。
骨粗しょう症の発症には骨代謝が深く関係しています。
骨では、破骨細胞が古くなった骨を壊し(骨吸収)、骨芽細胞が新しく骨を作って(骨形成)います。
この両者のバランスが崩れ骨吸収が骨形成を上回ってしまうと、骨密度が低下して骨粗しょう症になるのです。
このため、骨粗しょう症の治療は薬剤療法が有効です。
ただ、骨を丈夫にするためには、運動、食事、日光浴、禁煙、節酒が必要です。
とりわけ、骨にしっかりと荷重をかけた運動習慣は骨を丈夫にして
筋力や体力、バランス、関節可動域を向上させます。
食生活では、骨の健康のために、カルシウム、ビタミンD(1日30~60分の日光浴でも可)
タンパク質などをバランスよく摂取しましょう。
1日3食、主食(ごはん、パン、麺類など)、主菜(肉、魚、卵などのおかず)
副菜(野菜、きのこ、海藻など野菜中心のおかず)の3要素を揃えることも大切です。
高齢での骨折はその後の生活にも非常に困難をきたします。
骨折を避けるため無理な行動を取らないよう
ひとつ、ひとつの行動を慎重に(/・ω・)/
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